会いにいく表紙:東京アートマップの表紙の話

東京アートマップ
今年発行分の東京アートマップ

東京アートマップの7−8月号が、先週より配布開始となりました。いつもの鞄に一枚常備して、ぜひ活用してくださいね。

東京アートマップは、ウェブサイトTokyo Art Beatの紙バージョンとして2年半前に創刊されました。東京500カ所以上の美術館・ギャラリー・カフェなどで10万部が無料配布されています。AQは、創刊当初からデザインを担当しています。

今号の表紙は、渋谷のDIESEL ART GALLERY「SOMETHING IS ABOUT TO HAPPEN」展で、訪れたお客さんにその場でご協力いただき撮影したものです。鏡に映ったもうひとりの自分が、まるで別人のように見える不思議な一枚となりました。

じつはこれ、今年から着々と進行していた、表紙プロジェクトの第4号目なのです。

表紙のイメージの刷新を考えていた今年はじめ、アートファンに直に会いたい、という思いが浮上しました。それもそのはず、「今行きたい展示はどれ」と聞けば、みな生き生きと答えを返してくれるのが、アートマップの制作チーム。

そもそもTokyo Art Beatのウェブサービスは、アートファンのあつまりによって、あーだこーだ議論して生まれたもので、元ユーザが今では制作側になっていたり、常にアートファンの手によって運営されている。アートマップの制作側も、約10万人の使い手も同様に東京でもっとアートに出会いたいと思っている。そんなファン仲間と会いたいではないか。

ということで始まった、「会いにいく表紙」プロジェクト、いままでにさまざまなタイプの方に、表紙に登場してもらいましたが、毎回お話するたびに、発見があって驚きます。

まだまだ出会いの旅は継続中。
アートファンのみなさん、東京のどこかでお会いしましょう!

この表紙シリーズに登場してくれた方のインタビュー記事です:

アートファン仲間に出会うと、ついつい質問攻めにしてしまう。ついでに、アートマップの使い勝手を聞いたりして、実地調査のようになってしまうことも。。